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『耐力面材♪』

2016-04-30

丸石木材住宅の登です。

今回は、現在進行中の新築現場の構造のお話を

お伝えさせて頂きます

当社の施工は、木造の軸組工法と言われるもので、

簡単に言うと、古くから伝わる日本家屋の建て方を継承

した建築になります。

(柱と梁で構成された骨組みのごく一般的な建築です。)

建築方法は昔からの建て方ですが、構造の強度に関しては

以前のものと比べると比較にならないくらいの強度をもつ

建物に変わってきています。

建物強度のルールも建築基準法という法律で決まっており、

大きな地震が発生する度に法的に建物強度の底上げが

なされてきております。

建物の強度を強くする方法はいくつかありますが、木造住宅で

一番普及されている補強方法は、柱と柱の間に斜めの部材を

取り付ける「筋交い(すじかい)」と言われる物を取り付ける方法。

DSCF1923

分かりますでしょうか?

斜めに何本か入っている部材が筋かいです。

建物強度をUPするためにはこの筋かいの量を

増やせばよいという訳です。

ただ増やせば良いと言うものではなく、バランスも

重視されるのが特徴です。

筋違いの取付け後には第三者機関の検査や

役所の検査等、厳しいチェックが待っています。

筋交いが図面通りの正しい場所に入っているのか、

筋交いの取り付けに適した金物できちんと留めているか

か等の様々な検査項目があります。

極たまに金物が1つ抜け忘れ等もありますが、検査後に

きちんと指定されたものを入れて、検査自体も通ります。

検査が通らなければ、家の建築の進行が出来ません。

上の画像の様な筋かいを入れて建物強度を上げるのが

一般的な補強になりますが、これからご紹介するのは

ちょっと変わった内容です

DSCF1938

こちらは現在建築中のお家。

壁に白っぽいモノが見えますが、

DSCF1940

アップするとこちら。

「MOISS(モイス)」と書かれたこの面材。

「国土交通大臣認定 耐力面材」とあります。

こちらの面材は筋交いの代りに建物に使うものです。

厚みが9.5mmと薄いのですが、非常に重たい

計算すると1枚38kg位です。

これを家の外周周りにひたすら貼って行きます。

大工さん、お疲れ様です・・・

DSCF1942

建物内部の空間はこんな感じ。

先程ご紹介しました筋かいが見当たりません。

こちらのモイスを使えば筋交いに代わる耐力を

得られますので、このような形になります。

DSCF1941

家全体をこの面材で覆うので、建物強度も

非常に高いものになります。

色んなタイプの耐力の取り方が有りますが、

最終的な法検査は全て同じようにありますので

基準値を満たした建物になります。

「法令遵守」の基に日々誠実な気持ちを持って

現場の職人さんもきちんと施工してくれています。

今回も無事、上記の2現場の検査は1発OKで通過

しました。(いつも通りです

これからも常にお客様の顔を思い浮かべながら誠意ある

建築を続けて参りたいです

若干内容がぶれましたが、次回からもたくさんある建築現場

の詳細をご紹介して行こうかと思っております。

皆様当社ブログのチェック、今後とも宜しくお願い致します

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